本年もどうぞよろしく 2002年になって早くも1ヶ月が過ぎようとしています。皆様は今年をどの様に過ごそうと思いを新たに
されたことでしょうか。小生はいつもの事ながら、その場その時をなんとか苦労をしながらもクリアーして行けたらなぁ・・・なんて思いながらも、暇を見つけてできるだけ
本を読もうと思っています。早速正月から小説ですが2冊読破しました。難しいものはすぐ眠くなってなかなか先へは進みません。まぁ、手頃なところからと気楽に取り組んでいます。
さて、今回は高野山伝道資料から、お大師さまの教えをお届け致します。
仏さまの道を選ぶ
まっさらな雪道に自分の足跡を残す事は快いものです。まだ誰も踏んだ事がない白銀は希望の道であり、その足跡は錦おりなす人生模様でもあります。
その一刻一刻は全生命がまったく同時に新雪を踏んでいます。老いも若きも、禽獣虫魚(いきもの)全てが自分の足跡を残しながら息づいています。時刻(とき)は
後退しません。常に前へ前へと河の流の様に未知への前進あるのみです。
そこでもっとも大切な事はどこへ進むかという方向です。方向が正しくなければ目を隠して歩く様なものです。各所に衝突するばかりで目的に達することも
夢をかなえる事もできません。人類はこの世界をとんでもない恐ろしい環境に塗り替えてしまいますから、特に人間は「正しい意志」を持つ事が重要です。
人生の岐路に立った時、あなたは何を基準にして道を選びますか?損得?善悪?損得は他人と比較する人間のソロバンです。善悪は良心に問うモノサシです。
損をするとしても、仏さまの道を歩みたいものです。仏さまの道には他への配慮があり、将来への夢があり、正々堂々とした自由な行動がとれるからです。
物事は縁によって消滅変化します。仏さまがうなずいてくださるような道を歩けば、良い縁が雲のように集まってきます。「縁起が良い」「縁起が悪い」と
よく言いますが、すべての縁は自分の行為や言葉・思念によって起こっている事を自覚する必要がありましょう。
今日という日は誰も踏んだことがない雪道です。お大師さまは「発心すれば、即ち至る」と仰せられました。正しい方向を見定めて、仏さまがお慶びになる事を
実行しようではありませんか。お大師さまの手足となって、今年も大きな夢に接近していこうではありませんか。
南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)
高野山こころの電話 0736-56-4500 (お大師さまのお話がきけます)
|